広義としては、
その人なりの Extreme な状況、状態での Carving
ってことだと考えています。
狭義としては、
ストック使わずに身体を限界まで倒しつつ綺麗な2本のシュプールを描くような Carving
なんてことになるんだろうか。いわゆるビッテリーターン(ビッテリーって人の名前なんすね.thanx > マンちゃん)なんかがそれっぽいイメージなのかな。
Carving が主目的かどうかってことだと思うんですよね。
俺はスキーボード使ってるけどいつも Carving だぜっ
ってなのだと Extreme Carving じゃないかな?
Extreme Carving って実はなんでもありで、唯一の縛りってのが Carving か否かってことだから、滑べり方次第では?
#でも最近は Carving ってのも実はあいまいになってきているかも.
#ぶっ倒し優先な滑り,とか.
#それはそれで楽しいんだよね.:-)
それは Extreme Skiing ですね。最近は Extreme という単語は使われない傾向にあるらしいので、Free Skiing と言ったり Freeride Skiing なんて言うようです。わたしも好きなんですけどね(出来る、とは言いません(^^;;)。
そんなことはありません(断言)。
その人なりの Extreme な状況での Carving だから、手がつける人はエラいなんてこともないっす。
なかには SAJ 1 級もってないと Extreme Carving 出来ないなんつーことを言ってるスキースクールもありますが(八方尾根 (--;;)...
わたし,1 級がとれるほどウマかないすが,肘や体側は擦れるもんね.:p
#後日談: 2001/02/25 に 1 級とりました. ^^;
で、Extreme Carving やる上での最低条件って、切る斜滑降が出来るかどうかだと思います。
向いているのは、サイドカーブの Radius が 20 以下の板でしょうね。個人的には 18 というのが閾値だと思います。
と,数年前は書いてたんですが,今や R が 18 以下のスキーって普通になりましたよね.
つまり,どれでも出来るって感じだと思います.
が,はじめは R の小さい板でやった方がいいかもしれない.運動の結果が大きく出るのでわかりやすいから.
わたしは、ATOMIC BETACARV/X 9.18(170cm) を愛用しています。Radius は 18m。
でも,最近は Ex.Carving やるときは R が 12m くらいのを使ってます.楽だもん(笑).
身長程度〜身長-10cmくらいがいいと思います。個人的には 150cm を切るとちょっと不安定かなーと思いますんで、150cm < = x < =180cm で身長等を考慮すればいいと思います。
...なーんて選び方が去年(1999 年)まではある程度ハマってたと思いますが,今はやりたい滑り方で選ぶってのが筋だと思うす.
板によっても適正な長さって変わってくるし.
ただ,男性は 170cm ,女性は 160cm ってのがひとつの upper limit と考えていいと思います.
さらにこれも年々下がってってますねえ. ^^;
Ex.Carving だけじゃなくって普段ゲレンデで遊ぶってことを考えても 160cm くらいが一番いいかもしれない.
無くても出来るでしょうけど、あった方が楽。そのうち倒せるようになって来ると、ブーツが雪面に当たっちゃうようになるんで、そうなると必然的にプレートで高くしないといかんし。
これも変化があった話の一つ.
板のセンター幅が太くなってきたので,相対的に高さは必要無くなってきてます.
まあある程度はあった方が楽ですが.
なので,最初は無しで始めて,そのうち欲しくなってきたらいれる,みたいなのでいいと思います.
プレートの効用というと、ってなところだと思いますが、Extreme Carving だと特に2番目、3番目ですね。
- 振動吸収
- フレックスの有効利用
- 雪面からの距離をとる
カービングプレートなんて銘打たれているモノがいろいろと出て来ているんでそういうものをあたるといいと思います。同じプレートでも Deflex High Skiing (旧ダービーフレックス)とかを付けちゃうと大抵の人は辛くなるだけだと思います。(^^;;
あまり高いプレートは扱いにくさを助長しますし,使い方によっては身体を痛める危険性もあります.かといって低いプレートだとブーツと雪面の干渉であるとか,エッジングの力点が低くなるということもありますし...
目安としては,スキーソールからビンディングまでの高さがスキーセンターの幅と同じ程度っていうあたりでしょうか.
で,個人的経験からいうと,80 - 85mm ってのが一つ山かな,と.
これを越えるとシビアな面が強く出始めてくるように思います.
ちなみにわたしの今のセッティングは,
CarverWood (25mm) + Fischer STM (18mm)
って具合で.雪面からブーツ底までで,トゥが 80mm ,ヒールが 85mm です.
ってな具合だったんですが,やっぱ 85mm は上げすぎ(苦笑).
65 - 70mm くらいでいいかもしれないす.
「ツラい」のレヴェルにもよると思いますが、まー、普通にゲレンデスキーの範疇でのショートターンであるとかコブであるとかであれば問題無いです。逆に、板の長さが短い分扱いやすくなるという面もあるでしょうし。
わたしはずーっと ATOMIC の 9.18 という板で過ごしましたが、使いにくいと思ったシチュエーションは皆無です。普通にコブも入ってますけど。
だけど、モーグルやるんだ〜なんて言うと使いにくいかもしれませんね。知人のモーグルスキーヤーに言わせると、
「トップの幅が広いんで閉脚にしたときにトップが重なっちゃう」
んだそうで、そのあたりは自分で調整することが必要になるでしょうね。
いわゆるワイパーアクション(テールを振ってターンするような)だと違和感があると思いますんで、ショートターンでも Carving させていくというかショートリズムになっただけだという感じで滑べってみるといいと思います。あ、もちろんワイパーアクションが出来ないってわけじゃないですよ。為念。
ポイントは,です.
- ビベルを 0.5 - 1 度程度とる
- ダリング(エッジをサンドペーパー等で落とす)ってことはしない
ビベルをとらないと非常にずれにくい板になってしまいます.逆に言うと,ビベルをとることでずらしの動作も行いやすくなるってことです.
ダリングしないってのは,カービング板はエッジが命だから.トップからテールまでおもいっきり研いでおいてください.
ビンディングメーカから出ているプレートはそのメーカのビンディング専用になっている場合が結構あります.最初から取り付け穴が空いていたりとか.まあそういうのだとビンディングはそのメーカのに限られますよね.
いろんなメーカのビンディングが取り付けられるようになっているのはまー問題ないと思いますけど,ビンディングを取り付けるネジの位置と,プレートを板に取り付けるネジの位置がかぶっちゃうような場合もあったりするのでそういう場合はダメってことになります.
CarverWood だと,Marker MRR シリーズがこの状態になるみたいです.サイズによって OK な場合もあるようですが.
東京だと,ICI かオフィスゼロ.名古屋だと 500mile ですね. 奥原いたるさんが輸入・販売してますんで,そちらにお問い合わせいただくか,わたしまでメールで問い合わせてもらってもいいです.
名古屋のスポーツハイムというショップで扱いはじめたという情報をいただきました.情報,ありがとうございました>田口さん
なかなか文章でメソッドを伝えるというのは難しいものでなかなか書き辛いですが...(^^;;わたしがやったことのあるメソッドを列挙しますと,
なんてのはいかがでしょう?もちろん,まだまだありますので書きあがり次第出していきます.
- 棒立ちで滑る
棒立ちのまま身体をターン内側にゆっくり傾けて滑ります.腰や膝を入れてエッジングしてはいけません.あくまでも棒立ちです.
ターン前半で身体を傾けるというのはちょっと怖いかもしれませんが,まずは緩斜面で浅いターン弧でいいですからやってみてください.
サイドカーブに沿ってすーっと板がカービングしはじめるのを感じてください.自分が滑ったあとのシュプールを見ても面白いですよ.- 棒立ち+ターン内側に手を伸ばす
上述した棒立ち滑りにプラスして,ターン内側の手をターン弧の中心に向かって伸ばしていきます.
- 膝に手を置いてターン
両手を両膝に置き,ターンします.腰を折ったり,膝を折ったりしないようにターンします.棒立ちのイメージを保つといいますか.
あわせて,板に前後差がつかないように注意しましょう.両膝に手を置いてますから,前後差がつくとすぐわかるとおもいます.- 歩くように両手を振って滑る
両手を大きく,ゆーっくりと前後に振って滑ってみます.両手を振っただけですーっとターンできますよね?
手を振るリズムを変えてみてください.リズムに応じてターン弧のサイズが変化します.早く早く振るようにすると,はい,カービングショートターンのできあがり.(^^
あと,SWISS Carving Demo Camp でコーチからのアドヴァイスってのも参考になるでしょう.このあたり,読んでみてください.
「手をつきに行こう」とすると大抵失敗しますよね。足元が疎かになるし、しゃがんで手を下に伸ばしたようなゴリラ的スタイルになりがちです。
まずはきっちりと Carving 出来るようになりましょう。軸(パワーライン)がしっかりしてくれば自ずと深く回るようになります。となると、遠心力も大きくなり、バランスを取る為にはより深い内傾角が要求され、結果として手がついている、と。
もちろん、「思い切って身体を倒し、手をついてみよう」という練習もあるんですが、ある程度 Ex.Carving の導入編を消化してじゃないと目的と手段が逆転するというか混乱するように思います。
『そうはいってもやっぱり倒したいぜ』って貴方.その気持ち,よーくわかります(笑).
そういう場合は『なめくじターン』の練習するといいんですが…
ちょっと文章では説明できない. ^^;
そうなんですよ。ターン弧が深く切れあがって行くんで、斜面を横切るようなシュプールあるいは斜面上方に駆け登って行くようなシュプールを描くこともあります。
ですので、周囲の確認ってのがとても大事です。深く切れあがるような場合には斜面上方を見ながら滑べるということが必要になってきます。バイクやクルマで U ターンするときの視線の運び方と同じですね。
また、Carving できてくると面白くってずーっと切って滑べるようになってきます。それはそれでもちろん楽しいんですが、他人と接触しそうになったときとかはちゃんとずらして回避するようにしましょう。あたりまえのことなんですが、意外と出来ないもんです。
なーんか調子わるいなぁ(めそめそ)ってな時にわたしが気にしているポイントをご紹介.「わたしはこうだ」っていう内容なんですが,もし共感できる個所があったら試してみてください.
- 内足(内足の膝),ちゃんと曲がってる?
棒立ちで滑ってみて,内足が自然に曲がっているかどうかをチェック.身体が傾くんだから内側にある足は傾きに応じて曲げられるのがあたりまえ.でも,意外と内足に対する意識って薄れがちなんでそれをチェック.
でも,雪面から内足を「上げる」のではなく,板はちゃんと雪面に置くこと.要するに,
内足がつっぱることでターンの邪魔をしない
ってなことを確認.- 身体はスキーの進行方向に向いてる?
進行方向に向く(正対する)ってことの確認.外向があるとテールからずれていきやすいんですが,そのずれがターンの足場を崩しているという流れになっちゃってる場合があるので.
誤解して欲しくないのは,「ずれがだめだ」といっているのではなくて,自分がやろうとしているターンのイメージと実際の動作,動作結果がうまく合わなくなってくるってことです. 自分としてはターンのすべてにわたってカービングしている「つもり」なんだけど,どうも次のターンへ入るときに身体をあおってしまったりするとかってときに確認するということです.- 消極的になってない?
常にアグレッシブにターンする,次のターンへ積極的に入るような意識を持つと結果として重心のクロスオーバー等がスムーズになります.積極的な意識が,「常に身体が動く」ということを導いているのかもしれません. 特にハンドスライドやるような深回りの場合,ハンドスライドに酔いしれて(苦笑)身体を動かすことをおろそかにしてしまうと,次のターンの導入が急激になってしまいがちなので.
日本の Extreme Carving 第一人者でしょう.いつもお世話になってます〜>いたるさん
Extreme Carving という枠だけで活動しておられるのではなく,もっと大きなところで活動しておられます.
酒が入るとあっというまに切れはじめるのが楽しいっす(笑).
説明不要でしょう.:) SAJ デモンストレータのトップに立つ方です.去年くらいから Extreme Carving にハマっているということで, ビデオ「渡辺一樹 カービングエボリューション」の中でもいい感じの Ex.Carving をカマしておられます.
1998/12 のスイス Ex.Carving デモキャンプにコーチとして来てくれた,Thomas Herrmann が作ってる WebPage.彼の住むエリアを紹介してます.
彼は 1999/12 のキャンプにも来てくれました.
Extreme Carving についての情報交換を目的とした Mailing List です。
わたし、管理人やってます。参加方法は上記 web を見て頂くかわたしまで連絡してください。
$Id: xcarvfaq.html,v 1.4 2001-03-13 17:28:07+09 manabu Exp $